女優として活躍中の松本若菜さん。
個性的な演技と、美しい容姿で大人気ですよね。
そんな松本若菜さんですが、人気が出たのは2022年に放送されたTVドラマ「やんごとなき一族」での個性的な演技が注目を集めたことがきっかけでした。
では、松本若菜さんはそれまではどんな活動をしてきたのでしょうか。
気になりますよね。
そこで今回は
- 松本若菜さんの経歴
- 松本若菜さんのデビューのきっかけ
- 松本若菜さんの主な出演作品
についてリサーチしてみたいと思います。
それでは早速本題に入っていきましょう。
松本若菜の経歴
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女優として数々のドラマや映画に出演し、大人気の松本若菜さん。
2022年放送のドラマ「やんごとなき一族」でブレイクしました。
それまでの松本若菜さんはどのように過ごしてきたのでしょうか。
出身は鳥取県米子市
松本若菜さんは鳥取県米子市の出身です。
1984年生まれで、三姉妹の末っ子だそうです。
米子市といえば、日本海に面していて自然環境に囲まれ、交通の便もよく、「山陰の商都」と言われるほど魅了的な土地ですね。
皆生温泉や米子城跡など、観光地としても人気のスポットです。
そんな自然と文化の共生する街で健やかに育ったのですね。
出身小学校は米子市立弓ヶ浜小学校
松本若菜さんは米子市立弓ヶ浜小学校、弓ヶ浜中学校の出身です。
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「人間性豊かなたくましい子の育成」を教育目標に掲げた、温かい学校だそうです。
松本若菜さんは1991年から1997年までこちらの小学校に通っていました。
出身中学校は米子市立弓ヶ浜中学校
松本若菜さんの出身中学は米子市立弓ヶ浜中学校です。
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昭和22年創立の歴史ある中学校です。
松本若菜さんは1997年から2000年までこちらの中学校に通っていました。
ちなみに、弓ヶ浜小・中学校はK-1の武尊選手や女優の山本舞香さんの出身校でもあるそうです。
思いがけず有名人輩出学校となりましたね。
出身高校は県立米子南高校
松本若菜さんは卒業高校を公表していません。
しかし、出身高校についてご自身でこんなふうに話しています。
高校は調理師免許を取得できる学校で・・・後略。
出典:スポーツ報知
鳥取県内で調理師免許を取得できる高校は「米子南高校」と「倉吉北高校」の2校があります。
しかし、倉吉北高校に調理コースができたのは2009年でした。
松本若菜さんが高校へ通っていたのは2000年から2003年ですので、当時倉吉北高校に調理コースはなかったことになります。
よって、松本若菜さんの出身高校は現在の「米子南高校」ということになります。
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ちなみに、ネット上では松本若菜さんの出身高校を「淀江産業技術高校」ではないかという情報もあります。
実は淀江産業技術高校と米子西高等学校生活文化科が統合し、米子南高校ができています。
松本若菜さんが高校を卒業したのは2003年ですので、出身校としては「米子南高校」で良いと思われます。
出身大学は無し(高卒から社会人として就職)
松本若菜さんは高校卒業後、大学へは進学せずに、就職したそうです。
私は高校を卒業してからすぐに就職をしたんですが・・・後略
出典:マイナビニュース
ちなみに職業は美容部員や、美容院の受付をしていたそうです。
高校卒業と同時に調理師免許を取得したそうですが、調理の道へは進まなかったのですね。
美容関係に興味があったのでしょうか。
デビューのきっかけはスカウト
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松本若菜さんは2007年、22歳でデビューしていますが、そのきっかけは高校時代に遡るそうです。
松本若菜さんが高校1年生の時に、地元米子市のサティ(現イオン米子)で撮影があり、友人と見に行ったそうです。
その時撮影に来ていたのが、女優の奈美悦子さんでした。
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松本若菜さんは奈美悦子さんに握手してもらい、その時に「あなた芸能界に興味ない?」と声をかけられたそうです。
その後、芸能界入りに向けて話は進んだそうですが、結果的にこの時に松本若菜さんはスカウトをお断りしたそうです。
当時のことを松本若菜さんは以下のように話しています。
だんだんと現実味が増してきて、東京にいつ頃出ようかとか、学校どうしようかとか話が進むにつれて、だんだん怖くなってきちゃって。本当に申し訳ないんですけど、ごめんなさいって。私は絶対嫌だって言って
出典:スポニチANEXX
確かに、他人から声をかけられて自分の人生が変わっていくのを体験すると、恐怖心が芽生えるのもわかる気がしますよね。
変化が現実味を帯びてくると、躊躇してしまうのは仕方がないことではないでしょうか。
それから7年の時間が経ち、上記の通り一般職に就職していた松本若菜さんですが、スカウトを断ったことが心の中に残っていたそうです。
また、日々の社会生活でも「自分にしかできない仕事って何かないのかな」などと思っていたようです。
その結果、「芸能界」という世界への気持ちが次第に膨らんでいった松本若菜さんは、自ら奈美悦子さんの事務所へ連絡をしたそうです。
そして、芸能界でやっていくと自分を追い込む意味でも単身東上京し、芸能界入りを果たしました。
それが2007年、松本若菜さんが22歳の時でした。
ちなみに、この時松本若菜さんのご両親は大反対だったそうですが、「人生一度きりだし、荒波に揉まれるのも良い」と納得してくれたそうです。
松本若菜の主な出演作品
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2007年、22歳で芸能事務所入りした松本若菜さん。
松本若菜さんはそれから、どのような作品に出演したのでしょうか。
代表的なものをまとめてみました。
デビュー作は仮面ライダー電王
松本若菜さんは2007年、22歳で芸能事務所入りすると、その年に「仮面ライダー電王」で女優デビューしました。
当時の画像がこちらです。
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松本若菜さんは、仮面ライダー電王で主人公の野上良太郎(佐藤健さん)の姉である「野上愛理」役で出演していました。
当時松本若菜さんは、女優として駆け出しだったので、うなぎ屋さんでバイトをしながら撮影していたそうです。
仮面ライダー電王で人気が出ると、バイト先の鰻屋さんに多くのファンが来てしまい、困ったことになったそうです。
そこでホールスタッフではなく、厨房スタッフに代わったとのことですが、この時に高卒で取得した調理師免許が役立ったようです。
初主演映画「腐女子彼女。」
2007年に仮面ライダー電王で女優デビューした松本若菜さんは、2009年に映画で主演を務めました。
その作品が「腐女子彼女。」です。
後に書籍化もされた人気ブログを実写化した映画で、アニメやボーイズラブを愛する彼女(松本若菜さん)がその彼氏(大東駿介さん)を振り回すラブコメディです。
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作中では松本若菜さんの様々なコスプレ姿も見ることができます。
助演女優賞を受賞「愚行録」
2017年、松本若菜さんは出演した映画「愚行録」でヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞しました。
デビュー10周年での助演女優賞受賞ということで、この作品が松本若菜さんの代表作と言われています。
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主演は妻夫木聡さんと満島ひかるさんで、松本若菜さんは殺人事件の被害者となった小出恵介さんの妻役として出演しました。
それまで「かわいそうな女」や「不幸でか弱い女性」を演じる機会が多かった松本若菜さんですが、この作品で見せた「ちょっとイヤミな女性」もできるという一面を見せ、新境地を開拓した作品となりました。
松本若菜さんご自身も「女優としての幅が広がった」と話しています。
助演女優賞受賞を機に露出が増える
映画「愚行録」に出演し、ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受賞した松本若菜さんは、これをきっかけに有名作品への出演が増えていきます。
2018年「ピンカートンに会いにいく」や「コーヒーが冷めないうちに」、2020年の「大綱引きの恋」や2022年「だから殺せなかった」など、多くの作品に出演しています。
ちなみに、デビュー年の2007年23歳時から、2017年32歳時までの期間を松本若菜さんは「暗黒時代」と表現しており、仕事が無く下積み時代に戻ったようだったと話しています。
この頃も色々な作品に出演はしていましたが、単発の出演が多く、安定的なメディア露出にはならなかったようです。
「当時は鰻屋や寿司屋など、週8でバイトに入っていた」とも話しています。
ブレイクを果たしたドラマ「やんごとなき一族」
2017年に助演女優賞を受賞してから、多くの有名作品に出演していた松本若菜さんですが、2022年に大ブレイクを果たします。
それがドラマ「やんごとなき一族」でした。
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主演の土屋太鳳さんに意地悪をする義理の姉役での出演でしたが、この時の突き抜けた演技が大変な話題になり、「松本劇場」と呼ばれ、大ブレイクしました。
かなり個性的な演技で、「怪演」と表現されるこの時の松本若菜さんの演技は、アドリブも多いそうです。
この作品で松本若菜さんは「コメディエンヌ」もできると、さらなる女優としての幅の拡大を見せることになりました。
主演ドラマ「復讐の未亡人」「西園寺さんは家事をしない」「わたしの宝物」
その後は2022年「復讐の未亡人で」初のドラマ主演を務めます。
その後2024年には「西園寺さんは家事をしない」でゴールデン帯での初主演も務めました。
そして同年「わたしの宝物」でも主演を務め、大活躍を続けています。
2022年に大ブレイクを果たした松本若菜さんに、芸能界入りのきっかけとなった奈美悦子さんはこう語っています。
ロケ撮影の休憩でお茶していたら、すごくかわいい子がいるなぁと思わず話しかけにいきました。そんなことをしたのは後にも先にも若菜ちゃんだけでした。すてきな女優さんになってうれしいです
出典:日刊スポーツ
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22歳で単身上京し、長い暗黒時代を経て大ブレイクを果たした松本若菜さん。
苦労した分女優としての実力や幅の広がりが鍛えられてきたのだと思います。
まとめ
女優として数々の作品に出演し、活躍中の松本若菜さん。
今回は松本若菜さんの経歴やデビューのきっかけ、代表作についてリサーチしてみました。
松本若菜さんは鳥取県米子市の出身で、出身小学校は弓ヶ浜小学校。
出身中学は弓ヶ浜中学。
出身高校は米子南高校でした。
大学へは進学せず、高校卒業してからは一般人として就職していました。
22歳で上京し、芸能事務所に入りましたが、そのきっかけは高校1年生の時に地元で奈美悦子さんにスカウトされたことでした。
デビュー作は「仮面ライダー電王」で、「腐女子彼女。」という作品で映画の主演を務めています。
その後32歳まで女優として脚光を浴びることがありませんでしたが、「愚行録」という映画でヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞すると、女優としての露出が増えていきました。
「コーヒーが冷めないうちに」など、話題の映画に出演するようになり、2022年のTVドラマ「やんごとなき一族」で大ブレイクを果たしました。
その後は主演ドラマを3本務めており、活躍を続けています。
長い暗黒時代を経て大ブレイクを果たした松本若菜さん。
遅咲きの女優として話題になりましたが、ブレイク後は2年以上活躍を続けています。
今後もさらに活躍を続けてほしいですね。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。
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