阿部一二三の父親が偉大!元国体選手が金メダル兄妹を育てた!

柔道家として大活躍の阿部一二三さん。

2020年の東京オリンピックに続き、2024年のパリオリンピックでも金メダルを獲得しました。

東京オリンピックでは妹の阿部詩選手と、兄妹金メダルで注目されましたね。

そんな阿部一二三さんですが、どうやらすごいお父さんに育てられたようです。

気になりますよね。

そこで今回は

  • 阿部一二三さんの父親の人物像
  • 阿部一二三さんの父親の教育の様子

について調査してみたいと思います。

それでは早速本題に入っていきましょう。

目次

阿部一二三の父親の人物像

出典:instagram

オリンピック2大会連続の金メダリストの阿部一二三さん。

いったいどんなお父さんに育てられたのでしょうか。

調査してみましょう。

54歳の元国体選手

阿部一二三さんのお父さんは阿部浩二さんというそうです。

阿部一二三さんと、妹の詩さんが東京オリンピックで金メダルを獲得して注目されたのをきっかけに、お父さんの浩二さんもTVに出演したり、新聞に取り上げられたりしていました。

出典:神戸新聞NEXT

お父さんということで、阿部一二三さんとよく似ていますよね。

年齢は54歳で、若い頃にはなんと国体選手だったそうです。

国体に出場した競技は、柔道ではなく競泳だったようです。

阿部一二三さんのがっちりした体型は、父親譲りなのかもしれませんね。

現役消防士

阿部一二三さんのお父さん、浩二さんは現在、地元兵庫県神戸市で消防士をしているそうです。

消防士さんといえば、普段から体を鍛えているイメージがありますよね。

お父さんの体力作りが、阿部一二三さんの金メダル獲得に影響したのかもしれません。

阿部一二三の父親の教育の様子

出典:instagram

阿部一二三さんのお父さんの浩二さんはどのようにして2人の金メダリストを育てたのでしょうか。

体型を考慮し柔道を進めた

阿部一二三さんのお父さん浩二さんは、ご自身が競泳で国体に出るほどの選手でした。

しかし、息子の阿部一二三さんは柔道選手です。

どういった経緯で柔道を始めたのでしょうか。

どうやら阿部一二三さんが柔道を始めたきっかけはお父さんだったようです。

「同じ体格で競える競技で」と、息子さんが対等に競える種目を選んだそうです。

僕ら夫婦が小柄なので、子どもたちも身長はある程度までしか伸びないだろうと思いました。バスケットは無理だし、野球もあかん、サッカーもあかん、と。それで、体重別で同じ体格で競える種目で、日本で一番世界に近い競技を考えた時に、柔道かレスリングかなと。

出典:REAL SPORTS

「ご自身と奥さんが小柄なので」と話していることから、浩二さん自身が体格で苦労したのかもしれません。

調べたところ、競泳は身長が高い方が有利だという情報がありました。

その理由は「体長が長い方がゴールまで近い」「必然的に手足が長いので、ストロークが大きい」等の理由で身長が高い方が有利だそうです。

ご自身が苦労した部分を、お子さんには気にせずに競技に打ち込んで欲しかったのでしょう。

子供思いのお父さんですね。

なかなか勝てない一二三さんと一緒にトレーニング

阿部一二三さんは、柔道を始めてからしばらくの間、なかなか勝つことができなかったそうです。

ご自身に柔道経験がない浩二さんは、教え方や技術的な基盤がありませんでした。

そこで「まずは基礎体力だろう」と、道場まで一緒に走って通うことをしていたそうです。

また、仕事が休みの日は公園で一緒にトレーニングをしていたようです。

技術的な指導をしたり、励ましたり、といった関わり方はどんな親でもすると思いますが、自分も一緒に鍛えるというのが、浩二さんのすごいところですね。

一二三さんも心強かったのではないでしょうか。

一流選手になった息子とプレッシャーを共有

阿部一二三さんが幼い頃から、一緒にトレーニングをし、苦楽を共にしてきた父の浩二さん。

阿部一二三さんが世界レベルの選手になっても、その姿勢は変わらなかったそうです。

コロナ禍により、畳の上で組み合う稽古ができなかった一二三さんと一緒に200段の階段ダッシュに挑んだそうです。

また、離れ離れで神戸にいる時も、1人でも毎日10キロ走っていたそうです。

「自分もしんどいことをしてプレッシャーを共有したかった」と話していました。

本当に息子思いの、良いお父さんですよね

そんな父浩二さんのことを、阿部一二三さんも「1番大きな存在」と信頼を寄せています。

負けた時には夫婦で反省会

阿部一二三さんの父、浩二さんは柔道の経験はありませんが、子供たちが柔道に熱中するのに比例して、夫婦で熱心に子供達を支えるようになっていったそうです。

一二三さんが試合で負けた時の夫婦の様子をこう語っています。

「僕らは柔道に全フリして、力注いでいて、今日は何がアカンかったんやと。彼らの内容ではなく、あの時に声をかけてあげられなかったとか、3週間前の食事がアカンかったのかとか。俺達の何が足りなかったかと、ずっと女房と話してしまう」と夫婦で反省会をしてしまう


出典:YAHOOニュース  デイリー

「彼らの内容ではなく・・・」というところが本当に子供への愛情を感じますね。

「子供が勝つために、自分たちに何が足りないのか」という考え方が、子供達と一緒に闘っているという思いが伝わりますよね。

ご自身が苦労したであろう体格の問題から、対等に勝負できる柔道を勧め、うまくいかない時には一緒に努力し、プレッシャーを共有して心を一つに息子さんを世界一の選手に育て上げたのですね。

偉大なお父さんと言えると思います。

ちなみに、そんな素晴らしい子育てが評価され、2023年に「ベストファーザー賞in関西」の「一般部門」を受賞しています。

まとめ

柔道選手としてオリンピック2連覇をなしとげた阿部一二三さん。

今回は阿部一二三さんのお父さんの人物像について調査しました。

阿部一二三さんのお父さんは、阿部浩二さん。

年齢は54歳の現役消防士です。

若い頃には競泳で国体に出場したアスリートでした。

阿部一二三さんに柔道を勧めたのもお父さんの浩二さんで、なかなか勝てなかった幼少期から、一緒にトレーニングをしてきた、頼れる父親だったようです。

本当に子供のことを考えて、一緒に闘ってきた偉大な父親と言えるでしょう。

パリオリンピックで金メダルを獲得し、オリンピック2連覇を成し遂げた阿部一二三さん。

大会後には「3連覇目指して頑張りたい」と話していました。

オリンピック3連覇を成し遂げられるよう、今後もお父さんと一緒に頑張ってほしいですね。

それでは今回は以上です。

ありがとうございました。

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